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ちろっと収縮する入口を舌が掠めた。皺を舌に引っ掛けて遊ぶ感覚に焦れ、奮える膝を落として張り詰めた股間を擦りつける。
「なにイヤラシイことしてんの？」
両手で必死にアランのものを掴み、刺激を求めて擦りつけている状態を揶揄され、脳が沸騰した。恥ずかしいんだか気持ちいいんだか、境目が曖昧になってくる。唾液を乗せた舌が舐め、音を立てて吸い上げられ、狂おしいほどの快感に溶かされていく。
「ぁあ、…ん、もっ…！」
あと少し、指先が触れただけでも達ってしまいそうだ。
両手で包んだアランのものに舌を這わせ、口淫を続けようとするのだが、喘ぎが邪魔をする。洩れる吐息を吹き掛けて握り締めるしか出来ず、腰を落としてアランの顔を潰してしまわないようにすることだけに集中するしかなかった。
尖った胸を、股間を擦りつけ、淫らがましいことをしてると思う。それでも疼く肌が収まらず、早く達かせて欲しくて触れる手を求めて身悶える。
「アラ、ン、っ、……アランっ」
名前を呼ぶ声に色んな意味を込めた。
「んー、もうちょっと我慢な」
要求を突き放されても、返事してくれたことに安堵する。
両手の親指を引っ掛け、左右に開かれた内側にも舌を這わせ、内臓を舐められる感触に必死に耐えた。
「んーッ……はっ、ふぅ…んっ」
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