第三章 麻薬

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第三章 麻薬

適正検査から二か月がたち、自分はこの二か月間訓練や幽体離脱の勉強などをしていた。 そして、今日から特殊捜査部に復帰することになった。 どうやら、特殊捜査部のみんなはある事件を捜査していた。 「あの、鈴山さん。みんななんの事件を捜査してるんですか?」 「え、武蔵さんから聞いてないの。全くあのジジイは。」 「それで、なんの、、、。」 「麻薬の売買よ。」 自分は疑問に思った。麻薬の事件などは麻薬取り締まり班が捜査するはずだと。 「麻薬取り締まり班の仕事では?」 「さっしが悪いわね、ついに麻薬の販売ツールらしき店がみつかったのよ。見つかったはいいが証拠が無い。」 「まさか、証拠を探すために幽体離脱捜査が必要ってことですよね、、。」 「そうよ。」 こんなにも早く幽体離脱捜査が使われるとは、思っていなかった、でもあまり幽体離脱はしたくない。 何故なら、幽体離脱捜査はメリットばかりではなくデメリットもある。そのデメリットとは、幽体離脱した後は1日記憶喪失になるのだ。 一度はなってみたいと、思ったことがあるがいざ、なることになると不安でしかない。
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