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第ニ章 幽体離脱捜査方法
八月下旬、自分は上から命令があった。その内容は特殊捜査官に所属しろと言う内容だった、自分は正直驚いた。
まさか、噂の特殊捜査官になるとは思いもしなかったからだ。噂といえば、変人揃いで扱いずらさに転勤願いを出す奴もいるとかで噂が立っている。
(不安しかない、、、。)
でも、噂は噂だ。実際に所属してみないとわからない。と自分に言い聞かせ上からの命令を受けた。
九月頭、特殊捜査官として特殊捜査部に所属し
た。自分は変人達と今を過ごしていた。
「佐々木君、そこのせんべい取ってくれる」
「あ、はい。」
自分は特殊捜査部のパシリ状態だった。なんせ自分は特殊捜査官として新米で役に立っていなかったのだ、ここに来て早々に心が折れそうだ。
なんで上からの命令を断りきれなかったのか。今はそう、後悔している。
そう、思っていると自分の上司仲林武蔵が会議から帰ってきた。
「だだいまー、早速で悪いんだがみんな集まったくれるかい?。」
「はい」
なんだろう、仲林さんがみんなを集めるなんて久しぶりだけど何かあったのか。
「仲林さん、みんな集まりました。」
「単刀直入だが、この特殊捜査部に新しい捜査方法が加わる。」
「その、新しい捜査方法とは?」
「聞いて驚くなよ、幽体離脱捜査だ。」
この場のみんなが思っただろう。
(この人なに言ってんだ)と、
「は?、ちょと待ってください。幽体離脱ってそう簡単に出来るんですか?」
「それを、今から説明する。」
仲林さんはみんなに、丁寧に説明してくれた。幽体離脱のマシーンがあるとか、それには適合者を探すため、特殊捜査部みんなして適合するひとがいるか適正検査がおこなわれた。
「次は、佐々木一平。」
「はい。」
自分の番が来た。心臓がものすごい勢いで鼓動を感じる。
(やばぇ、眠くなってきた。)
すると自分はいつのまにか眠ってしまった。
いつのまにか、自分はベッドの上にいた。自分の周りには特殊捜査部のみんなが勢ぞろいして自分を見ていた。
「佐々木君がねぇ、合っていたとは。」
「意外でしたね」
みんなして笑っていた。自分はみんなに聞いた適正はどうだったのかと。
「佐々木君、きみは幽体離脱捜査に適合してるってよ。」
「は?、えっ、自分がですか。」
詳しくみんなに聞いてみると適合していたひとは自分だけだったと。この特殊捜査部のなかで。
一気に不安と特別感が感じた。
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