標的

2/48
前へ
/249ページ
次へ
朝日がカーテンの隙間から射して その光で目を覚ます。 隣に置いてあった携帯の上の部分が ピカピカと光ってメッセージがあることを 伝えてくる。 メールを見るとあいつからだった。 …あぁ、そう言えば昨日は珍しく俺から メッセージを送ったんだったっけ。 相手の返信は “学校に馴染めているようで安心したよ”…か。 別に返信する言葉もないから そのまま携帯を鞄にしまって身支度をした。 今日も楽しい日になると良いな。
/249ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3593人が本棚に入れています
本棚に追加