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朝食を終えて一休みしてから文字の勉強を始めた。
今後は午前は文字のを勉強し、午後から魔法の練習というスケジュールだという。
文字の勉強を一通り終え、昼食をとっていたところにコーザ達がやって来る。
また昨夜同様いろいろな情報交換をし、千尋達の言葉をリゼも興味深く聞いていた。
午後からは魔法の練習だ。
「ん? 魔法?」
「魔力制御じゃないのか?」
「それだけ制御出来ているならレベル2になっていてもおかしくないわ。はい、これ。測ってみて」
魔力測定器を受け取って、少し待つ。
千尋:レベル2 422ガルド
蒼真:レベル2 454ガルド
「うーん、やっぱり低いわね。でも魔法は使えるから頑張りましょう」
あまり気にせずいこうと思う。
「魔法はイメージ力よ。呪文を唱える魔術もあるけど、魔術はイメージを明確化させて威力を高める為に呪文を唱えているの。誰もが使う魔法はイメージだけだから、たぶん地球人ならイメージ力の高さならアッサリ……」
言い終える前に手から火を出す二人。
「熱くないんだな」
「…… 自分の魔力をイメージで燃やしてるわけだからね。本人は熱くないわよ」
そっと蒼真が千尋に手を近づける。
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