003 魔法

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 朝食を終えて一休みしてから文字の勉強を始めた。  今後は午前は文字のを勉強し、午後から魔法の練習というスケジュールだという。  文字の勉強を一通り終え、昼食をとっていたところにコーザ達がやって来る。  また昨夜同様いろいろな情報交換をし、千尋達の言葉をリゼも興味深く聞いていた。  午後からは魔法の練習だ。 「ん? 魔法?」 「魔力制御じゃないのか?」 「それだけ制御出来ているならレベル2になっていてもおかしくないわ。はい、これ。測ってみて」  魔力測定器を受け取って、少し待つ。  千尋:レベル2  422ガルド  蒼真:レベル2  454ガルド 「うーん、やっぱり低いわね。でも魔法は使えるから頑張りましょう」  あまり気にせずいこうと思う。 「魔法はイメージ力よ。呪文を唱える魔術もあるけど、魔術はイメージを明確化させて威力を高める為に呪文を唱えているの。誰もが使う魔法はイメージだけだから、たぶん地球人ならイメージ力の高さならアッサリ……」  言い終える前に手から火を出す二人。 「熱くないんだな」 「…… 自分の魔力をイメージで燃やしてるわけだからね。本人は熱くないわよ」  そっと蒼真が千尋に手を近づける。     
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