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あえて淫乱な言葉を選んでいるクロードにげんなり。けれどヒクヒクと物欲しげにヒクつく後孔にはゴクリと生唾を飲む。ここの具合の良さは知っているのだ。
抗うだけ無駄だ。レオンは指二本を添えて後孔に触れ、掻き回した。指先にコリコリと当たる部分を容赦なく擦り上げ、押し込むと嬌声が漏れて内襞がキュッと締めつける。
「後ろ、柔らかいんですけど。また自分で解してたんですか?」
「あっ、ちがっ!」
「では、どうしてですか?」
「アナルセックス込みじゃないと、自慰でもイケないんです」
「変態ですね、軽蔑しますよ」
「お願いします!」
蔑まれて興奮する。それがこの人クオリティ。
確かに最初から柔らかいのは助かる。これだけ慣れていれば怪我をさせるリスクは下げられるし、最初から気持ちがいい。
でも、こう……硬いのを解したりってのも恋人同士の睦み事っぽいのに!
「貴方はどっかの男娼ですか! こんなだらしない尻穴で、恥ずかしくないんですか!」
「はぁぁん!」
パァンと強めに尻を叩くと、白い肌が薄ら赤くなる。小ぶりで引き締まった形のいい尻に、レオンの手形がついた。それすらも扇情的で、レオンは二度三度と叩いてみる。
「俺にお尻叩かれて気持ちいいんですか」
「気持ちいぃ、あっ、興奮しますっ」
「変態! 淫乱!」
「あっ、あっ、あぁぁ」
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