勘違いにも恋がある

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「恥ずかしいのに気持ちいいなんて、ほんとド淫乱ですよね」 「っ! はぃ、私はド淫乱です」 「俺に見られて気持ちいいんですか?」 「あぁ、気持ちいい、ですっ」  手の動きが少し速くなって、淫らな音が大きくなる。少し萎えていたものがしっかりとそそりたって、気持ち良さそうだ。 「ご立派なものぶら下げといて童貞で、俺みたいな年下にケツ孔いいように弄くられてよがってるなんて、男として情けなくないんですか」 「あぁ、ダメですそんなっ、もっと言ってください!」 「なに一人でイこうとしてるんですか。出したらご褒美なしですからね。お預けですよ!」 「へぁ! あぁ、そんなぁ、ここまで……んぅぅ!!」  もう出そうなのを分かっていて言ってやったら、クロードは思いきり焦った様子で目をぱっと見開き握り込んでいた愚息を思いきり力を込めて握った。  それでもここまで登り詰めたら簡単じゃなく、玉が持ち上がって達したのが分かった。それでも強く自ら戒めたから完全暴発で、筋が浮き上がったまま出せない痛みにポロッと涙が落ちていく。  そして快楽は他にも飛び火したのか、全身をビクビクと震えさせていた。 「あそこから出さずにって……そんなにご褒美欲しかったんですか」 「ほ……しぃ」     
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