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収まったのか手をどけると、先端からトロッと僅か白濁したものが溢れていく。
レオンはそれを見て近づき、側にあったローブの紐でクロードの男茎の根元を強く戒めた。
「ひぁ!」
「この状態でいいなら、ご褒美いいですよ。何が欲しいんですか?」
「あ……レオンくんの、おちんちん咥えたいです」
「……いいですよ」
本心は「いいわけあるか!」なのだが、頑張ったのは確か。ご褒美も約束してしまったし。
嬉しそうなクロードがレオンのズボンを下ろし、反応しかけている逸物を引っ張り出してくる。綺麗な形の指が滑るように撫でるのは、どうしても腰にきた。
「素敵です。今、大きくしてあげますからね」
「っ!」
躊躇いもなく、むしろ嬉しそうに舐めしゃぶりながら育てられていくのは、いつ見ても興奮する。本来はこんなこと、妄想でしか出来ないだろう。上司で、憧れで、自分よりもずっと男として魅力的な人が、こんな嬉しそうにしゃぶるのだ。
「はぁ……先走りだけでも美味しいです」
「そらよかったですね。しっかりしゃぶってください」
ベッド脇に立ったままのレオンの股間に顔を埋め、必至になっているクロードの頭を掴んだレオンは喉を狙って腰を打ち付ける。喉の奥に軽く当たるとそこが締まって、クロードから苦しそうな呻きが漏れる。
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