告白

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 白い箱から違う場所に変わっていく過程にどの場所にも同じ事の繰り返しの波が通っていった。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   私自身、波が流れて水面が穏やかになる事を何処か頭に置いてしまう気持ちの中途半端なダメなやつ。 自分で、ダメなやつとわかっているからか、言葉をはっする勇気がない。 皆、懸命にいろいろな仕事をし、日々1日一日を生きて活きています。 私なんか日々を無駄に1日を一日と大切に数えながら胸をはって生きてもない。 涙誘う事柄に立ち止まり思いっきり泣くか、誰の誰の為なの?と言われても答える口がない。 誰かが私を、私が誰かを包み前へ前へ進む道を探し探して2本の二本のこの足で歩みを止めぬ強い心を掴み取りたい。 今はまだほんの小さな灯火だろうともゼロよりは何倍も何十倍も何百倍も何千倍も・・・いい。 ホントにいいと、昔の自分に、過去においてきた私心に、眼差しだけでも教えてあげる事が出来たなら今私は、どんな人間になったのだろうかと想う。
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