マフィアは望んで欲に溺れる。

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 フレデリックの大きな躰が、僅かに持ちあがる。これ以上ないほどに密着した肌が、ぐちゅりと卑猥な音をたてた。 「ん…ッ、アッ、それ以上…っは、挿ら…な…っ」 「そうだねぇ。残念だけれど、この態勢じゃ…ここまで、かな」  ゆっくりと雄芯が後退する。括れを固く食んだ襞が肉傘の形に沿って披いた。あっという間に抜け出た雄芯の形のまま、後孔が開いているのが分かる。濡れた襞が空気に触れて、フレデリックは微かにその身を震わせた。 「っ…ぁ」 「僕がいなくなって寂しいかい?」  ぐいとロイクの方へと強引に振り向かされて、碧い瞳で見つめ合う。スローモーションのように近付く碧い瞳を、フレデリックは大人しく受け入れた。 「ロイ…、僕を、もっと満たして」 「強欲だね。…けど、そんな君が僕は大好きだよ」  抱えられ、狭い個室からロイクに連れ出される。ロッカーの並ぶ更衣室のベンチへと腰を下ろしたロイクの腰を、フレデリックは躊躇いなく跨いだ。  碧い瞳がフレデリックを見上げ、ふと微笑む。 「僕が欲しい?」 「欲しいね。ここまできてお預けなんて、無粋な事は言わせないよ」 「ふふっ。そんな事は言わないよ。欲しいのなら......」  ロイクの言葉が終わる前に、フレデリックは自ら雄芯を後孔へと飲み込んだ。     
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