序章~力こそ全て~

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今から1000年以上前の日本 とある小さな村は平和な日々を送っていた。 ある人は米を作り、ある人は山で猪を狩り、 またある人は家を作る。 外では子供達の楽しそうな声が響き渡り、虫や小鳥のさえずりが聞こえる。 人々は協力し合い生活をしていた。 ある時、隣の村から作物を奪いに来た男達が大勢きたのだ。 彼らは武器を持ち、村の男を一人残らず叩きのめした。 それからと言うもの、村の作物の半分を隣の村に奪われ続け、人々は飢えていった。 そんな中、ある一人の男が立ち上がった。 その男は隣の村を襲撃しようと提案したのだ。 しかし、武器もない彼らに勝ち目などなく、手を上げる男は誰もいなかった。 力こそ全て。力があれば平和を保てる。 そう考えた彼は一人村を離れるのだった。
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