出発

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「...師匠、もう出発するのですか?」 「何事も早い方が良いのよ」 「そう言うと思ってましたよ...どうぞ」 「これは?」 「ブローチです、魔法で作りました」 「これは...この間教えた術ね?」 「えぇ、私の分身だとでも思って下さい」 「...ふふ、分かったわ」 「もう!何が面白いんですか!」 「可愛らしい事するのね、と思って」 「出発した方が良いんじゃないですか!?」 「はいはい...それじゃ」 「...帰ってきて下さいよ」 「貴方が一人前になったら、ね」 「...はい!」 これから、私の旅が始まる。 「東の魔女、いざ出発!!」
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