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 そう言って今度はエメドラちゃんがコップの水を飲もうとする。ブラカスちゃんはエメドラちゃんのその手を掴んで言った。 「何やってんだエメドラちゃん、エメドラちゃんの方こそさっき失神したばかりじゃ無いか。いくらグリーンエメラルドドラゴンが自己犠牲の象徴でも、オレの目の前で簡単に自殺なんてさせてたまるか」 「わたしのは自殺じゃ無いもん、便器ちゃんの体には、わたしのアムリタが必要なんだもん!」 「そんな事あるか、それならブラックカオスドラゴンのアムリタだって同じだ!」  二人の言い争いはどんどんエスカレートしていく。エメドラちゃんは今にも泣き出しそうで、ブラカスちゃんは怒鳴り声を上げている。僕は二人の会話から、自分が二人からアムリタという物を与えられて、それで生きながらえたことを知った。それからそのそいで二人がとても弱っていることも・・・・・・。 「二人とも、二人とも喧嘩をやめて、僕ならもう、大丈夫なんだから」  僕は体を起き上がらせて、言い争う二人の会話の間に自分の体を無理やり挟み込んだ。 「ほらね、もう僕の体は大丈夫でしょう。それよりもブラカスちゃんエメドラちゃん、そのアムリタって言うのはなんなの? 二人は僕にアムリタを分け与えたせいで体調が悪くなっみたいだけど」僕は聞いた。     
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