これが俺の日常…だったはずなんだ。

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驚いたかな?ごめんね。 「あんっ!…んっ、そこぉ!」 あ、紹介が遅れたね。俺の名前は高橋 洸(たかはし こう)。 「いっ…いくぅっ!ああんっ!」 見ての通り、健全な男子高校生。モテモテのイケメン君でーす。175cmで細身の体に金に染めた髪、筋の通った鼻に薄い唇。ふにゃりと笑うと周りに放たれる色気ダダ漏れフェロモン。自分で自覚はしているように、かなりのイケメンだ。 「洸…気持ちよかったよ。」 「ふふっ、俺も。」 「ま、また誘うねっ!じゃあ…」 そう言って去って行く女を笑顔で見送る洸は情事のあとだからか色気が出ている。 「…俺ってばモテモテじゃーん。」 それもそのはず。毎日違う女、男とヤりまくっているのだから。セフレの数は数えたことはないが、毎日携帯が何件もの連絡を着信しているのは確かだ。 男とヤる時は必ずタチで、ネコには絶対ならない。 それが男とヤる時の鉄則らしい。
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