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つか、俺が受けって無くない?…うん、ないわ。おえっ……俺があんあん喘いで嬉しがる奴がどこにいるんだ。いたとしても、俺は絶対に受けにはならないけどね。
さて、なぜ俺がバイになったか知りたいか?
そうかそうか。そんなに聞きたいのか。
なら教えてやるよ←
だったらまずアイツを呼ぶのが…
「おい、洸」
丁度良いところに来てくれた。
俺のところに走ってきているのが俺の親友である、松永 隼人(まつなが はやと)である。
「まったく、始業式に来ないでなにしてた?」
「うーん、それ、言わなきゃダメ?」
「…また女と遊んでたのか。」
俺の上目遣いもクールなイケメン君には効果無しのようだ。呆れながらため息をついて自分の髪をくしゃりと撫でる。
「だって誘ってくるから」
「お前もそれが嫌じゃないんだろ?」
「よくわかっていらっしゃる。」
隼人は真面目でクールで高身長の黒の短髪イケメンだ。はあ、と溜息をつくのも絵になるんだな。イケメンって。
あ、俺もだね。
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