これが俺の日常…だったはずなんだ。

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「あのぅ、前から君の事みててっ、一回だけでもいいから一緒に遊んで欲しいなって……」 「へ?」 駅で電車を待っている時、可愛らしい女の子が話しかけてきたと思ったら逆ナンだった。髪はショートで、華奢な体。可愛い顔とは異なり、結構ボーイッシュな格好をしているが、恥ずかしそうに上目遣いをする女の子は当たりだ。 俺はその誘いに二つ言葉でオッケーしてそのまま相手の家に上がり込んだ。部屋の中もシンプルなんだけど、女の子の部屋なんだなって感じで良い匂いがする。 「…抱いてほしい。」 その言葉に返事の代わりに笑顔で答えると顔を真っ赤にしてベッドに倒れこんだ。首に顔をうずめ、舌で肌を愛撫する。 「んっ…」 相手は身をよじりながら快楽にたえている。 顔をあげて女の子の顔を見つめてそのまま唇に吸い寄せられるようにキスをした。 「んっ…ふ、んんッ」 柔らかくて小さな口から漏れる声が色っぽくて理性が抑えられなくなってくる。 「もっと…もっと欲しい。」 女の子は身体が火照ってきたのか息を少し荒くしながら誘ってきた。
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