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でもそれから事件は起きた。
胸がないんだ。どれくらい寄せてもないんだ。そして何かが俺の腹部に当たっている。今、俺が覆いかぶさっている状態で、丁度お腹の辺りには女の子のアレがあるはずなんだけど…
ズボンが窮屈そうになっていて、膨らみをもっている。これはやはり…??
「君、もしかして……男だったりする?」
「え?…うん、男だけど……まさか女だと思ってた?」
「…ごめん、そのまさか。」
その事実を知ってもなお、俺の自身は元気なようで、どうしようか迷っていた。かと言って俺はホモじゃないし、やり方もよくわからない。
「ねぇ、男同士でも出来るんだよ?」
「……え、でも」
「ね、まだ萎えてないみたいだし…いいでしょ?」
そうして俺はその男の娘に男の抱き方を教わった。俺はその日、人生で始めて男を抱きました。なんというか…とっても良かったです。見た目が女の子っぽかったっていうのもあって結構いけた。
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