第1章
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結衣と私は席が隣になったから、という理由で友だちと認めるような安易さはなかった。結衣は表面的な、手軽な言葉を嫌った。まるで彼女の音楽がそうであるように。そして私たちは自由だ。互いにあきあきしている醜聞も争いもない、美しい音楽に満ちたこの世界を互いに愛している。私は結衣を通して友愛とは何たるものかを、知った気がした。
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