4話城繁盛

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 それを舐めると、とてつもなく落ち着く。  岩が投げられようとしたそのとき。    五体のトロールは地面の中にめり込み、消滅した。  そこにいた全員が唖然としている。  そして次に沸き起こったのは歓声だった。 「やった、あのノーム建築家やるじゃねーか」  防具屋のルーファがほほ笑んだ。  つまりノーム女建築家が落とし穴を作った模様だ。  それが無かったら俺達のキャッスルライフは終わっていた。  敵軍も撤退を始める。俺達は勝利をかみしめた。  あまりの嬉しさに、そこは歓声とノームたちの合流でまたもや歓声が跳ね上がった。   
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