第4章

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真っ白で何もない空間。 そこには白衣に身を包む樋口大貴がいて、素っ裸で横たわった俺は、後ろ手に繋がれた手錠のせいで身動きひとつ取れない。 「んっ…いやぁ…ダメっ…!!」 樋口大貴によって、閉じた足を無理矢理開かされる。 触れられてもいないそこは、空気に晒され天を仰ぎ透明な液が滴り落ちていた。 「すごっ…エッチだね…」 ゴクリと、生唾を飲む音が聞こえたような気がする。 羞恥心で逸らす顔の顎を捉えて、強引に視線を合わせられ た。 獣のような瞳は、もう既に雄の顔に変化している。 「このまま…もう挿入ちゃていいよね」 背筋がゾクリと震えた。 いくら媚薬を飲んでるとは言え、まだ解してもいないそこに、受け入れられる気はしなかった。 「きゃあぅ…ひっ…!!」 一気に奥まで楔を打ち込まられて、衝撃に涙が滲んだ。 まるでラストスパートを懸けるような、激しい腰の振りに 痛みが快感に変わっていくのに、それほどまで時間はかからなかった。 「あっ…っ!あぁ!もうっ…いくっ…でちゃう…ああぁっっ!!」 「ナカにだすからな…しっかり受け止めろよ…」 ズンと力強く奥まで突かれて、あっけなく白液を飛ばし、ナカに樋口大貴の熱いものを感じた。 「想像以上だ…すげー…可愛い…」 「あっ…ん!動かさないで…」 ゆさゆさと揺さぶられて、 イッた直後だというのに、萎えることなく樋口大貴のものは俺のナカで硬度を増した。
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