第4章

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「すごいエッチだね…ゆうちゃん…」 そう言った瞳はギラギラしてて、完全に雄の顔をしている。 後ろから包み込むように抱かれて、あぐらをかいた樋口大貴の膝の上に座らされた。 「いやぁ…見ないで…っ」 紐で括られた足は大きく開き、反り勃った欲望は、恥ずかしいくらいにダラダラと透明な液が零れ落ちていた。 再び挿入されて、狂いそうなほどの強い快感が襲ってくる。 「ゆうちゃんと繋がってるのが…よく見えるよ…」 「あっ…ぁあん!やらっ…ああっ!!」 「ほら、ちゃんと見て…」 鏡には俺と樋口大貴が写っていて、あまりの恥ずかしさに顔を背ける。 目を逸らしたいのに、無理矢理顔を掴まれてそうすることもできない。 「やぁっ…恥ずかし…」 「ゆうちゃんの良いところ…いっぱい突いてあげる」 「んああっ!!やああぁぁ…!!」 ガタガタと軋むベッド。 熱くて硬い樋口大貴のものが、的確に俺の良いところを狙って何度も擦りあげた。 グチャグチャと音を鳴らしながら、繋がった部分が鏡に写しだされる。 「あっ…ぁあん!!もうっ…らめっ…壊れちゃう!!あああっ…あっ!あっ!」 「んっ…はぁ…もっと乱れてよ…」 樋口大貴の声があまりにもエロくて、ドキンと心臓が高鳴る。 下からの激しい突き上げに、気が狂いそうだった。 「やああんっ…!!あっ!ああっ!!もうっ…イキたいっ!ああんっ!!」 俺の欲望は樋口大貴の手によって塞がれていて、イケない苦しさに涙が滲んだ。 「っは…好きだ…ゆうちゃん…」 もう意識が朦朧としていた俺には、樋口大貴の声は耳に入らなかった。 だけど薄らいでいく意識の中で、俺を見つめる樋口大貴の顔が、とても優しい目をしてたんだ…
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