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パンッ、と皮膚を打つ音が響き渡る。ここはパートナーのいないDomとSubが、互いを慰め合う夜の店。
王のように堂々とソファに君臨した一葉の足元には、全裸の青年が1人、四つん這いになり尻を向けていた。
「立派なモノのついた男が、だらしなく尻を向けて叩かれて善がるなんて、聞いて呆れるよ。ねえ、どんな気分なの?ほら、7回目。」
「ぁっ…、ぁんっ…///」
一葉の持つバラ鞭が男の皮膚を掠めるたび、青年は甘やかな嬌声を漏らす。
苦痛を伴わない程よい痛みと、被虐心を満たす冷たい言葉。一葉はそのバランスが絶妙で、一瞬でSubを虜にする。
彼はその美しい容姿に反して、いつのまにか「夜の帝王」と呼ばれていた。
やがて約束通り10回の鞭打ちを終わると、優しく赤くなった部分を撫でていく。腫れた部分への柔らかな刺激に、再び青年は嬌声を漏らした。
「よくやったね、次ができたら褒美をあげよう。
present。」
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