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とある晴れた春の日、僕は新しい制服に身をつつみ、桜並木の下をただ1人歩いていた
「ここが、今日から僕が通う学校か…」
そぅ、僕は今日からこの学校に転校することになっている。しかし、他の生徒に見つかってはめんどくさい…だから、こうやって誰もいないであろう時間に投稿してきたというわけだ…。
満開の桜並木を抜け 学校を目の前にした時 橙色の一枚の紙が落ちてきた。
「栞か…」
僕はそれを拾い上げ上を見あげる、そこには1人の女子生徒らしき人がいた。僕はその子が困っているだろうと思い 急いで階段を登り 教室へ向かう。向かった先の教室では1人の女子生徒が机に突っ伏して寝ている。きっとこの子だろう…そぅ思った僕は 起こさぬようそっと栞を机に置きその場を去ろうとした…。
「あれ?あなたは?」
僕が教室をでようとしたところで声をかけられる。振り向くとそこには美少女がいた
「僕はただその栞を届けにきただけです…落ちていたので…。」
僕はそうとだけ伝えて去ろうとしたが
「ありがとう」
彼女は太陽のような明るい笑顔を僕に向けお礼を言った。
その時僕の心は彼女に奪われてしまっていた。そぅ、恋をしてしまったんだ。
あとから知ったことだが、彼女の名前は日向さん だから僕は日向さんに話しかけられたそんな暖かくて嬉しい日を
“日向日和”
と呼ぶことにした。
日向日和が来るのを待ちわびて、今日もまた楽しい一日が始まるのであった。
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