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「ガフッ、ゴホッ、酸っぱ…酸っぱいー!」
文字通り顔面を粉まみれにしながら、野獣チーム代表の自他共にブサイク顔を認める芸人が、探し出した梅干しを粉の中から咥えて吐き出す。
鼻水とヨダレと白い粉が付着した見るも無惨な代物となった梅干しは、雛壇に座っていた出演者の目前に弧を描いて飛び散った。
「汚ぇな!」
「こっち来んな!」
芸人と梅干しは共に散々な扱いを受けたが、リアクションを競うゲームとしては、最高に笑える絵面が撮れていた。
「次は美女チーム代表、カナコちゃーん!」
神野仁のための喜び組と称される数人の女性アシスタントグループ『ジン・ギャル』の中から、古参メンバーである野瀬カナコが美女チーム代表として選出された。
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