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プロローグ
自分で言うのもなんだけど
私はひどい人間だと思う
大切な人たちを
傷つけては苦しめてきた
何をやっても裏目にでて
何をやってもダメで
自分の存在を消してしまいたいってずっと思ってた
だから
あの人を傷つける前に
目の前から消えてしまいたかった
好きで好きで堪らないあの人を
傷つけるなんて
考えただけで足元がぐらついて
真っ暗な闇に落ちてしまいそうになる
だから
私だけが傷つく場所を探してた
大事な人を悲しませるくらいなら
自分が辛いほうがずっといい
みんなを守りたかった
ただ、それだけだったの
。
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