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暫く沈黙が流れた。
「2人とも、仲直りしたくなったでしょ?」
私は俯く2人の顔を交互に見る。
「2人ともツンデレだからねー!
正直にごめんって言えないんでしょ?だから言わせてあげるよ。
せーの?」
「ごめん」
声が重なった。もう睨み合ってはいなかった。素直に手を差し出して、握手した。
「ハイ仲直りー!じゃ、3人で遊びに行こっか!ねぇ、どこ行きたい?」
「………ユニ〇!」
サキが叫ぶ。
「U〇J?ねw」
「遠いなぁ……」
その後、3人で仲良くUS〇に行った。
「ね……サキ」
「なんやワカメ」
「……ごめんな」
「こちらこそ」
握りしめるスマホの画面には、私の満足げな笑顔が映り込んでいた。
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