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「いきなりか!!?」
新型が単騎で突っ込んでくることに動揺した指揮官のドローンは咄嗟に指示を出す。
それを受けたグリーフ兵達はブラッドに向けてスナイプスターを撃ち始めた。
ブラッドはシールドを駆使しながら易々と回避していく。
「バカどもが、ムダなんだよ!!」
するとブラッドは強化型スナイプスター、『スナイプジュピター』を地上の兵達に撃った。
腹に風穴を開けられる兵とその爆風で次々とグリーフ兵は吹き飛ばされていく。
「くそーっ!なんなんだあれは!?」
「まるでローガン隊長の『龍虎砲』だ…!」
圧倒的な力にグリーフ兵達の戦意は一気に下がり、逃げ出す者も現れた。
ブラッドはお構いなしに攻撃をしながらもどんどんと前に進んでいく。
「なんてことだ…!空を飛ばれては簡単に本陣まで突破されてしまう…!」
ドローンは平静を保てなくなっていた。
「こうなれば…!私が食い止めます…!」
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