第13章 未来の魔法でババンと解決

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「そうだよ。当然だろ?」  俺はさらりと答えた。  すると、アイネスも店主も、その場にいた客も、誰もがあんぐりと口を開ける。  ただひとり、ルティナ姫だけは瞳をキラキラさせて「さすがです、エルド様! そうでした、【アブレム】があったんでした!」とウンウンうなずいていたが……  なんでみんな、そこまで驚いているんだか。  初歩の解呪魔法を使っただけじゃん。大したことしてねえのにな、俺。 「ま、いいや。とにかくいい剣が手に入ったぜ。ありがとよ。じゃあな」  俺はそう言って、店を出る。  ルティナ姫はニコニコ顔で、アイネスは慌ててついてきた。  店を出て、何歩か歩いたそのとき、 「なんなんだいまのは~~~~~~っ!!」  と、店の主の雄たけびが聞こえてきたが、知ったこっちゃなかった。  さーて、食糧買ってバックスの村に行こうっと。
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