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二人の過去の刻
「ふあぁ~あ.......うん?」
「なんだ、朝か.......」
目が覚めると、眩しい光がカーテンの隙間から差し込んできた。
"アイツ"は.......『ヒカリ』は、
〝私の分まで幸せに生きてね〟みたいなことを言っていたが、
.......死んでいると確定している訳では無い。
俺は.......いや、俺こと『刻呀』とヒカリは.......
ある研究施設の、実験体だった.......。
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