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はじめに。
これは犬による、犬のための、犬のネット小説である。
オレは犬である。
よって今は肉球でこのスメェアトホンをいじっている。
さて、これは初めての行為ではない。
誰のスメェアトホンかと聞かれても困る。
オレは今、住んでるところのそばにあるバス停のベンチに置いてあったスメェアトホンを勝手にいじっているからだ。
つまり、忘れ物であり、無許可だ。
文句があるやつは警察に連絡するといい。
オレは遺失物拾得法という法律があることを知っている。
その上で他人の落とし物を無許可でいじっているのだ。
意味不明かもしれないが、オレがこんなことをしているのにはわけがある。
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