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ミッション4
「ほほ。好宗ちゃん、設定女の子に苦労してるな」
束砂パパ登場。
「女の子はおしとやかじゃないとね。パパのミッションやるかい?」
「お粥ママー、簡単な設定ない?」
悪い予感がして好宗ちゃんは、お粥ママに救いを求める。
「女の子設定に苦労してるの?なら、ナイスミドルの扮装して、おっさんずラブを」
「束砂パパ、設定なに?」
好宗ちゃん、超スルー。
「ふむ。素直でよろしい。では、男の子たちを誘惑してきなさい」
好宗ちゃん、土下座。
「すいません……。その無茶振り、無茶です……。参りました」
「えー。もうギブアップするの?何でも無茶振りしていいって言ったじゃないですかーー。わざわざ、えふえふさんまで女の子設定やってるんですよーー?」
束砂パパ、素に戻る。
好宗ちゃん、涙目。
「これが来るとは思わなかったんです」
「まぁ、いいでしょう。家族設定楽しかったし。また好宗ちゃんになってくださいね。あ、設定は帰るまでが設定ですので自宅に帰宅するまで好宗ちゃんでね」
好宗ちゃんは涙目で頷き女の子の格好で本当のお家に向かうが、せめての反抗とばかりに頭のリボンは途中で外したとさ。
終わりだよ!
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