☆続かない───!!

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☆続かない───!!

 塞がれた視界、剥かれた衣服、拘束された手足、ざわめく会場、照りつける照明。  そして甲高く鳴り響く木槌の音──。  目隠しが外され目の前の男の目を見た時、生まれて初めて眼力だけで殺されるかと思った。  不憫坂(ふびんざか) (さい)、18歳。人生最大のピンチです。
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