アルもの

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アルもの

コンコンと何かをノックする音で瞳が覚めた。顔が覗き込んでいた。 うわぁぁ、と叫んだ。 車のエンジンをつけ窓を開けた。 「すみません、警備員さん」 車を走らせる。 掌に違和感を感じ、掌を見た。 四つ葉のクローバーの模様の栞だった。
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