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第2章 結婚できる?
どうすればいいのか分からない合コンは、やっと終わりを迎えた。
「この後、二人で呑みに行かない?」
「いいよ。」
友達は、合コン相手と二人で、呑みに行ってしまった。
更に友達の友達も、連絡先を交換して、ラブラブな状況に陥っている。
「俺達も、行くか。」
社長が話しかけて来た。
「いえ、滅相もない。社……」
社長と言う前に、片手で口を塞がれた。
「そうか。ワクワクするか。それはよかった。」
はああ?
「いやいや。それは社……」
「あっ、その店は嫌か。じゃあ、あっちの店に行こうか。」
そして引きずられるようにして、私は社長に連れて行かれた。
「よし。ここまで来たら、他の奴らにバレないだろう。」
勝手に息が上がっている社長を見て、呆れた。
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