第1章 結婚願望

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仕事が終わって、私は合コンの待ち合わせ場所に行った。 待ち合わせ場所には、もう友達も来ていた。 「久しぶりだね~。」 「ねえ、本当に。」 友達とワイワイきゃきゃと話をして、お店の中に入った。 「ご予約の方ですね。こちらでございます。」 案内された席は、奥の壁側の席だった。 「いい場所だね。」 「ね。」 そして、女性陣のもう一人の子と合流。 「私の会社の、同僚なんだ。」 友達が、紹介してくれた。 「冬佳です。よろしく。」 「よろしくです。」 女性陣はOK。 後は、男性陣を待つばかりだ。 「遅いね。」 友達がそう言った時に、男性陣が二人到着した。 「遅れてごめんなさい。」 見れば、今流行りのシュガーボーイ達。 うん、うん。 いい感じ。 でも席は奥から座ったから、私の前には誰も座らなかった。
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