昼下がり

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「誰だ!!」 俺はその扉を開いた人物に言った。 「そういう君は誰なんだよ・・・、人に名前を聞く時は自分から名乗れって親に言われなかったのか?」 刀をもっていて・・・、格好が―武士?(袴に着物)の彼が言う。 「悪かったな!俺の名前は霜月 烈火っ・・・てかお前・・・なんでそんな格好で刀なんかもってるんだ!?」 「霜月―烈火―・・・ん?霜月?・・・。」 「ん?どうしたんだよ?」 「いやっ・・・(まさかな・・・)なんでもない・・・僕の名前は楠木 士郎・・・この格好は妖怪退治のための服だ・・・。」 「妖怪!?こんな昼下がりの学校に妖怪なんて―」 シュッ! 何か鋭い爪が俺の胸をかすった・・・。
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