兄の告白

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 お母さん。 いいよ、今は。 わたしのカラダを使っても。  この人を救ってあげられるのは、お母さん、あなただけ。 「愛してます、貴方を」  貴臣が、応えるようにキスをする。 「諦めてください、俺から逃れる事を」 「んあんっ、あ、ああ」  貴臣の這う指に美夕の躰が跳ねた。 「い、あっ、あっ」  再び繋がる。 「はああっ、んあっ、だめぇっ」  貴臣は真珠を潰しながら奥へと一気に突き上げた。 「もう離さない」  快感と愉悦に溺れ喘ぐ美夕の中で、一線を挟むせめぎ合いが続く。
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