ちーちゃんのたのしいまいにち。

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ちーちゃんはなかなかなおらない病気で苦しんでいました。 まいにちまいにちおくすりがいーっぱい。 それでもちーちゃんは、もっくんとの楽しいまいにちのために、がんばっておくすりをのみました。 いつかなおるもん♪ちーちゃんはしんじています。 おもちはちーちゃんに慣れると、おなかをなでなでさせてくれるようになりました~。 ちーちゃんなでなでなでなで… こもちもいっしょになでなでなでなで… ちーちゃんはまいにちもっくんといっしょ! もっくんのことがだいすきでした。 もっくんがおるすのときは、もっくんのことばかりかんがえてくらしました。 「もっくんまだかな~」 なかまたちにはなしかけながらすごしました。 ちーちゃんには、にがてなものがありました。 おとなりさんのワンワン! ちーちゃんはワンワンがこわいのです。 おとなりのワンワンはおおきくてこえもおおきくて、ちーちゃんには天敵でした。 ちーちゃんがおそとにでるたびに、わんわんわんわん! ちーちゃんはぴゅーとにげるしかありませんでした。 「ねーねーもっくん。ちーちゃん、ワンワンこわいからおもちとおでかけしてもいい?」 あるひ、ちーちゃんはもっくんに聞いてみました。 「ちーちゃん村の子はおそとに出られないんだよ?」 「なんでー???」 「びょうきになっちゃうよ」 それはたいへん! ちーちゃんは思い出しました。 こっそりおそとにつれていった”かぼ”のことを。 そのあとびょうきのなり、しぼんでしまいました。
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