第1章

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生き物の気配が近くにある。暗さのせいか姿は見えない。 でも、僕のほうに近づいてくるのはわかる。 それは人だった。 やがてその人は、横たわっている僕のかたわらに立ち止まった。 何かを言っているが僕にはわからない。 そのうちに僕はまた意識が遠くなり、その世界から遠ざかった。
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