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水曜日の朝。
寮の前で待ち合わせして4人でコンビニへ向かった。
入り口から中の様子を伺うと、彼がレジで釣り銭の補充をしているのが見えた。
「あっ…右のレジの………」
「えっ?あの人?」
「超かっこいいじゃん!」
「でもナナのイメージじゃない!」
「だよね!ナナのことだから、何ていうか…金髪のヤンキーみたいな感じと思ってたよ。」
3人は勝手に盛り上がりながら、一緒に中まで着いてきた。
私はいつものように、お茶とメロンパンを買った。
気になることを口に出したからなのか、前にも増してドキドキする。
コンビニを出るやいなや、3人の暴走が始まった。
「彼女いるのかな?」
「あれだけかっこいいからモテるだろうね。」
「ナナ、頑張れ~!」
「彼女いるなら奪っちゃえ~!」
この後も3人は終日、妄想で暴走していた。
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