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みらいが手でベッドを少し押しながら言ってるけど、そんなにふかふかかなぁ。そんなにふかふかかだとは思わないけど。ちなみに、私がPC使うときに座っている椅子に座って、みらいが私のベッドに何故か正座して、神奈が足を伸ばして床に座っている。
「いやいや、みらいの家のベッドに比べたら全然だよ。きっと」
「ここのベッドはもうたくさん寝たから、別の所はないの?」
そうだよなぁ。神奈は私の部屋に来たらとりあえず私のベッドで寝てからだもんなぁ。むしろ今日、寝ないで本題に入っていることが珍しいからな。あ、みらいが座っていたからか。
「どこか外?残念ながら、私にホテル代を払うお金の余裕はないけど」
「そんなところじゃなくていい。お金のかからないところ」
それはこっちとしても助かる。
「お!そうだ!最高のベッドがあるよ」
「え!?どこ!?」
「ちょっと遠いけど、えぇっと、私の元おじいちゃんの家の近くだね」
「元・・・?引っ越したんですか?」
「ん?あぁ、なんで元かっていうと私のおじいちゃん、私が3歳の時にいなくなちゃったから・・・」
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