日和-★-1 お昼寝日和

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なんか自分で山奥に畑つくったり、家をリフォームたり、水道が通らないくらいの山奥だから近くの水源のところから水を引いてきたりと色々すごかったらしい。私も3歳ごろまではずっとおじいちゃんにべったりだったらしい。3歳のあたりだから、記憶にはほとんどないんだけどね。で、元おじいちゃんの家は廃墟とかになったわけではなく、もう家自体を物置としていとこの家族含めて使っている。 「あっ、ごめんなさい。その、悪気はなかったんです」 「いいよいいよ。私も3歳頃だったからほとんど記憶にないし。でも無理かなぁ」 「え?なんで?」 「なんでって神奈、ちょっと遠いっていっても2つ街をこえるんだよ。ここからだと。流石に自転車とかで行ける範囲じゃないんだよ」 「そうなのか・・・」 「あ、あのっ、車なら私が・・・」 「え!?運転するの!?いや、でもまだみらい15でしょ」 「違います!私の家から車、1台くらいなら出せると思います」 そういうことか。1台くらいってあたりがすごいよなぁ。 「じゃあ、行ってみる?」 「ん!」 ということで、今、みらいの家のお手伝いさん(?)が運転してくれて私の元おじいちゃんの家に向かっている。当然のことごとく神奈は寝ている。神奈は1度寝るとなかなか起きないから、普通に話していても問題ない。 「あ!ここ、テレビで見たことあります!確か、すごくきれいな川だって」 「そうだね。んで、今行っているところは、この川の上流のあたりだよ。こんなところよりすごくきれいだよ。本当に川が青いんだよ。自然のままで」 「え、あういうのは編集じゃなかったんですね!」     
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