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いやぁ、最新技術って夢を与えることもあるけど、夢を壊すこともあるんだなぁ。編集って。
「あの人たちって寒くないんですかね。まだ水浴びには寒い季節なのに」
「あういう人は大体こんな時期でもいるよ。なんでかは知らないけど」
「日和先輩!道の駅ってなんですか?」
さっき道の駅への看板があって気になったのかな。
「んー、なんて言ったらいいんだろう。わかりやすく言うと、一般道路のサービスエリアみたいな感じものかな」
「なるほど。一般道路にもあるんですね」
みらいにとってはこんな田舎の中の田舎に行くなんてなかったんだろうなぁ。ずっと目をキラキラさせながら外をずっと見ている。多分田んぼ1つでも新鮮に見えるんだろうなぁ。
「日和先輩、このトンネル、すごく長いですね。どれくらいの距離あるんですか?」
「んーと、だいたい3kmくらいだったと思う。このトンネルを抜ければもう到着も同然だよ」
車で約1時間ちょいくらいの距離。毎回思うけど長いよなぁ。県境すぐそばにあるし。
「お、もうすぐでこのトンネルを抜けるよ」
「あれは学校ですよね?」
「ん?そうだよ。あそこは小学校と幼稚園が隣合わせになっているところだね。ここのグラウンドは、毎年8月にあるお祭りのメイン会場でもあるよ」
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