日和-★-1 お昼寝日和

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「いえ、私は、お嬢様、みらい様のお手伝いとして働いております」 「おやまぁ、そうだったのかい」 「日和先輩、これ、なんて言ってましたっけ?」 「あぁ、これはゴーヤの佃煮だね」 「最初はそこまでだったんですが、だんだん美味しくなってきました」 「おやおや、それは嬉しいねぇ」 「これはどこで売っているんですか?」 「売っちゃいないよ。私の手作りだからね」 「あの、すこしこの佃煮、いただけませんか?」 「いいよいいよ、たくさんあるから好きなだけ持ってお行き」 「ん。床に敷いている布団もなかなか・・・」 もう神奈は寝床の専門家なのかな?いや、そうじゃないだろうけど。 「布団って床に敷いて寝ることもあるんですね」 おっとこのお嬢様、床敷きの布団初体験だと!?さすがですなぁ。 「まぁ、もう寝よ寝よ」 「はい」 ━━━━━━━━翌日 「・・・より・・ぱい・・ひ・・せんぱい・・・日和先輩!」 「ふにゃぁ。なぁに、あやのぉ・・・・」 「私はみらいですよ。おはようございます、日和先輩、もう朝ですよ」 ん?あー・・・ん?あ、そうだった泊まっていたんだった。 「え、もう。あれ、神奈は?」 「もう朝ごはん食べてますよ。しかも私が起きる前から。日和先輩のおばあちゃんの料理が気に入ったらしいです」 ふー、食べた食べた。     
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