日和-1 日和日和

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 とりあえず台所に行こう。私のお腹が早く食べ物をくれと言わんばかりに悲鳴をあげている。さて、何を食べるか・・・。よし、ラーメンにしよ。親がいるなら即バレそうだけど、私は1人暮らしだ。近所迷惑にならないていどの音なら、どれだけ出しても誰にも怒られたりしないのだ。カップ麺の包装をやぶってお湯を入れる準備をした。 「あっ、お湯作るの忘れてた」 よし、あとはお湯を入れたら完成!というところで肝心のお湯を作っていなかったことに気づいた。 「いっただっきまーす」 夜食は太るって聞くけど、なぜか私はいつもこんな感じに深夜に食べてるけど全然太らない。ま、太らないのに越したことはないけどね。  ラーメンの味は勿論豚骨。塩ラーメンでも良かったんだけど、今日は豚骨の気分だったから豚骨ラーメンにした。ラーメンって美味しいけど、気がついたら全部なくなっているからなんかちょっと物足りない。そういうときは、ラーメンの残ったスープに白ごはんを入れて食べる。これは私のいつもの食べ方だ。 「さて、ラーメン食べたし、ゲームをはじめようかn・・・って、もうこんな時間!?」 時計を見ると、もうすぐ深夜アニメが始まる頃の時間になっていた。 「あぶない、あぶない。危うく見過ごすとこだったよ」 テレビをつけてBSに切り替える。 「くそ、今回もいいところで終わりやがって・・・来週が待ちきれないじゃないか」 と、言いながらパソコンの電源を入れる。 「なにか新しいゲームないかな・・・」     
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