躁状態

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やっぱりイオンじゃなくて、 フィットハウスで時計を買おうと思い 車で向かったが店が閉まっていた。 でもどうしても時計が欲しくて、 イオンに戻り、サービスカウンターで 時計の店をおしえてもらった。 時計屋に入り、いろいろみていたら、 文字盤が真っ赤な時計が目に入った。 店員さんを呼んで出してもらい、 「これは限定品ですよ。」 値段は5万円だったがひとめぼれして、 「これにします。」 「バンドの調整をしますね。」 10分くらいして、 「はめて帰りますか?」 「はい。」 アルマーニの時計を手にいれた。 今度はボロボロになったGUCCIの 財布を買いかえたいと思った。 TAKEO KIKUCHIの店に入り、 長財布をみていて、 気に入る物がなかったら、 「こんなものもありますよ。」 それも赤い財布で、カード入れは たくさんあるし、札入れも小銭入れも 2ヵ所ずつあり、 俺が理想とする財布だった。 見た目は1万円から2万円しそうだったが、 「これはいくらですか?」 「2千5百円です。」 迷わず 「これにします。」 「ありがとうございます。」 あとはブレスレットが欲しくて、 店に入って店員さんに 「仕事運と恋愛運をあげたいんですけど、 チョイスしてもらえますか?」 「わかりました。」 いくつかどちらの石が好みか聞かれて 石を選んでいった。 そしてきれいなならびの石がそろった。 「30分後にできますので、 また来てください。」 「わかりました。」 靴屋に入り、真っ赤な靴が目に入った。 「これはいていいですか?」 「いいですよ。」 はいたらぴったりだった。 「これ買います。はいて帰ります。」 店を出ようとして、鞄が目に入り、 「また鞄を見に来ますね。」 「そういえば赤い鞄もありますよ。」 鞄を手にとって、 さすがに赤ばかりだと思い、 「これはやめておきますね。」 裾直しが終わった服屋に行った。 店員さんに 「赤い時計と赤い財布と赤い靴を 買ってきて、赤い鞄もあったんですよ。 さすがに赤だらけになってダメですよね?」 「それ、買いですよ。」 「じゃあ買ってくるよ。」 靴屋に戻り、鞄を買った。 服屋に戻り 「ここで着替えてもいいですか?」 「ほんとはダメですけど、いいですよ。」
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