第1章 別れてもお互いの存在が気になる side 怜斗

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一年半後に俺はメジャーデビューを果たした。 そして、デビュー曲に、彩花がシナリオを描いた連続ドラマの主題歌に、歌わせて貰える事になった。 彩花の手がけたシナリオを読み、彩花の描きそうな歌詞を考え、楽曲を作った。 彩花を感じる事ができたから、楽曲を作り歌う事がのが、とても楽しかった。 そして、もしかしたら、ドラマに携わる中で、彩花に再会できるかもしれないと思った。 合わす顔はないが、彩花に逢いたくて堪らなかった。 彩花を一方的に振って、連絡を絶ったのは俺は。 だから、俺は、どの頭を下げて、彩花に謝罪し、また交際を申し込もうかと苦悩した。 彩花は誰とも付き合う事なく、1人でいてくれてるだろうか。 もし、誰かと付き合っていても、奪い取る。俺は、彩花と一緒に人生を歩みたい。 俺は、何人もの女と付き合ってみて、やっぱり、彩花と一緒にいるのが一番、居心地がよくて、癒され和まされるとわかった。
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