LOVE サイン

最終章 2度と手放さないよ side 怜斗

彩花の手を引き、俺の部屋に入る。

彩花を抱きしめ、俺は彩花に気持ちを伝えた。

彩花は書く力はあっても、話す力は弱い。
思考が溢れすぎて、言葉が見つからなくなり話せなくなるようだった。

だから、首を縦にふるや抱きついてくるとか幼い子がするようなジェスチャーで伝えてくる。

彩花は、俺の気持ちを受け入れてくれた。

彩花が抱きしめてる俺に抱きついてくれたのが嬉しくて、彩花を感じたくて、3年半ぶりのキスをした。

キスが深くなり、キスだけで止まらず、俺は彩花を俺の寝室に連れて行った。

懐かしい彩花の身体に溺れる俺

離れていた3年半で、彩花の身体は女性らしい丸みを帯びて、より魅力的に成長していた。

彩花は俺以外の男を知らない

彩花をもう手放したりしない

俺の横で疲れて眠る彩花を見ながら俺は、2度と彩花を手放さないと心に決めた。

彩花の嫉妬は、俺を好きすぎて出るサイン。
それを受け入れられなかった俺だったけど、今は彩花が嫉妬するような状況を作らず常に彩花を愛してるというサインを彩花に伝え、毎日、平和に暮らせてる。