【3】

10/15
前へ
/110ページ
次へ
サングラスを置いて、ベッドに入ると「アリサちゃん、明日俺と映画観に行かない?」と言ってきた。 「えっ?!」とビックリすると「嫌なら、別にいいんだけどね♪」と言い、ニカッと笑った。 麻美は「行きたいっ!…です…」と言いながら、布団で顔を隠すと「マジで?!じゃあ、この後仕事が終わるまで待ってっから行こう!」と言い、英治は飛び起きた。 「あっ…でもボーイさんが迎えに来るから…どうしましょう…」と言いながら泣きそうな顔をすると「よっしゃ。わかった♪その車を追いかければ、アリサちゃんちがわかんじゃん♪…って、変なことして悪い…」と言い、英治はタバコを吸った。 麻美は慌てて「そっそんな!嬉しいです!!」と言いながら微笑むと「あんがと♪じゃあお言葉に甘えて、そうするわ♪」と言い、お財布からいつものように2万円を渡し着替えて、優しく微笑むと帰っていった。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

416人が本棚に入れています
本棚に追加