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映画館に到着し、映画のチケットと飲み物とポップコーンを購入し映画館へと入って行った。 座席に座ると、英治はサングラスを外した。 その顔に、麻美はドキドキしながら見つめていた。 映画を見ていると、麻美の手にそっと英治が包み込むように乗せてきた。 麻美はさらにドキドキし、映画に中々集中出来ないまま映画が終わった。 館内が明るくなり、英治は背伸びをしながら「んーっ♪いいね♪」と言うと麻美の方を振り返った。 麻美と目が合うと「じゃあ、今日は特別♪サングラスを外すわ♪」と言い、サングラスを胸ポケットにしまい込むと立ち上がると、麻美の手を引いて映画館を後にし、ショッピングへと向かった。 メガネ屋で英治が「んー♪どぉ?」と言い振り返ると「あっ…似合ってます…」と言い、麻美は顔を赤らめながら微笑んだ。 他にもアクセサリーショップへと向かうと「このピアス、いいね♪アリサちゃん、ピアスしないの?」と聞くと「ピアスは痛そうだから、開けてないんです…」と恥ずかしそうに話した。 英治はしばらく考え「じゃあ、これ片方ずつ付けよっか♪」と言い、ニコッと微笑んだ。 麻美が戸惑っていると「本当は消しゴムと布団針でぶすりとやりてぇけど、今度会ったときに耳鼻科へ行って開けてもらおうね♪」と言い、ピアスを購入した。 麻美はドキドキしていると「じゃあ、今度会うまでこのピアス預かっておいてちょ♪」と言い麻美に手渡し、麻美はまたしてもお財布の中に大切そうに入れた。
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